日本で世界選手権開催

2005年8月にオリエンテーリングの世界選手権が愛知で開催される。
http://www.woc2005.jp

そのことがどれだけ世間で知られているかといったら、全く知られていない。
オリエンティアの中でもどの程度知られているか疑わしい。少なくとも最近大会に参加している人は知っているだろうが、ここ暫くご無沙汰になっている人はまず知らないだろう。口コミで聞くしか知りようがないのだから当たり前だ。
また知っている人たちについても、あまり関心を持っていないのが現実であろう。併設大会が開催され、選手権に出場しない人も走れることは知られているのだろうか?どこか愛知の山奥で外国人選手が大勢きて、エリート選手達は盛り上がっているが、自分たちは関係ないや。そんな人が多いと思う。

それは当たり前である。
全く周知をしていないのだから。プロモーション不足も甚だしい。

現在のプロモーションはオリエンテーリングマガジンに毎回一ページほどの報告。後のほうに「報告」というレベル。こちらは約300人の購読者。オリエンティアメーリングリストでの周知。約500人の登録らしい。あとは大会会場での宣伝。宣伝といっても一般の大会のように声を張り上げてやっている訳でなく、ブースをかまえ待っているという状態。

プロモーションとはとても言えない。

これで海外はといえば?
さっぱりである。

人と予算と時間がない。
それは分かっているがそれだけでもないような。

自分たちさえ満足できれば良いじゃないか。そんな気持ちもどこかあるんじゃないか?
多分これはオリエンティアの特性でないかという気がする。

オリエンティア一般のそのような点を改善していかないと、いくら世界選手権を何回やってもオリエンテーリング界発展はないだろう。